2015年11月18日(水曜日)から20日(金曜日)までの3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)において、アグリビジネス創出フェア2015 が開催されました。このフェアは、全国の産学官の各機関の有する農林水産・食品分野などの最新技術や研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、研究機関の間、あるいは研究機関と事業者との間の連携を促す場として農林水産省が開催する「技術・交流展示会」です。
国立研究開発法人農業環境技術研究所は、後援団体の一つとして、環境ゾーンでのブース展示を行いました。今回は、世界の食料問題と環境問題の克服をめざす当研究所の最近の研究成果をご紹介しました。「カドミウム汚染水田を浄化する」、「食の安全を守る低カドミウム米コシヒカリ環1号」については開発したイネ品種の実物を展示、「土壌のCO2吸収見える化サイト」、「歴史的農業環境閲覧システム」についてはPCでの実演を行ったほか、「食料生産は将来どうなるの?」、「環境にやさしい農業を採点する」、「農地土壌の放射性セシウム濃度推定図」、「50年間続く放射能調査」をパネルで展示し、来場者にご説明しました。
以下は農業環境技術研究所ブースに展示した成果紹介ポスターです(画像をクリックするとA4判のPDFファイルをダウンロードできます)。