このページではJavaScriptを使用しています。 公開セミナー(第2回) 「外来植物のリスクを調べて、その蔓延を防止する」
第2回 公開セミナー 「外来植物のリスクを調べて、その蔓延を防止する」
開催趣旨 プログラム 交通案内 プログラム

開催のねらい

 マングースやブラックバスなどの様々な外来生物による被害を防止するために、昨年の6月に施行された「外来生物被害防止法」をご存知でしょうか?この法律では、日本固有の動植物の生存、人間の健康、農業生産に脅威となる外来の動植物を対象に、それらの取り扱いを規制します。これまでにリストアップされた規制対象となる動植物には、皆様がよくご承知の種類が多く含まれ、その数はこれからも増加して行くと思われます。

 当研究所では、この法律の円滑な実施に貢献するために、本年度からプロジェクト研究「外来植物のリスク評価と蔓延防止策」を開始しました。この研究では、環境省や農林水産省の担当部局へ、(1)外来植物のリスクを評価する方法、(2)規制すべき外来植物種、(3)被害の大きい外来植物の効率的で安全な防除法などについて、提言して行きます。

 本公開セミナーでは、法律の概要をわかりやすくお話しするとともに、外来植物に的をしぼって、様々なリスクと防除に関する研究成果を発表します。また、ガーデニングや山歩きを楽しんだり、自然保護活動をしたり、農業や緑化のお仕事をしている方々など、多くの参加者の皆様と、外来植物の功罪について活発な意見交換を行います。そして、皆様から頂いたご意見は、私どもの今後の研究計画の糧として、活かして行きたいと思います。

主催:独立行政法人農業環境技術研究所
共催:岡山大学資源生物科学研究所
後援:倉敷市教育委員会

来聴大歓迎 植物愛好家、自然保護活動家、農家、緑化関係者、大学生、小中高校生、その他、どなたでもお気軽にご参加下さい(入場無料
お問い合せ先 農業環境技術研究所 生物環境安全部 植生研究グループ 化学生態ユニット
tel : 029-838-8246 / e-mail : yfujii@affrc.go.jp
主催:独立行政法人 農業環境技術研究所