農業環境技術研究所

最終更新日: 2013年5月21日

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公開セミナー予定

セミナー開催記録

5月27日(月曜日) 生物生態機能研究領域セミナー

5月30日(木曜日) (25年度)第1回統計GISセミナー

生物生態機能研究領域セミナー

日時: 平成25年5月27日(月曜日)
15:30~17:00
場所: 547室

テーマ 講演者 連絡先
植物-微生物-昆虫間の生態間相互作用 植田浩一 岡田
電話 838-8307
要旨

植物に対して弱毒化したウィルスを接種することで、病害に対して抵抗性を付与する技術がある。一方で、病害抵抗性の情報伝達が、食害虫などによる傷害抵抗性と拮抗することも知られている。従って、微生物処理によって病害に強くなった植物が、食害中に弱くなることも考えられる。しかし、この現象を検証した研究例は少ない。そこで、トマト(MicroTom)とToMVの実験系を用いて、病徴時の植物側の応答を解析した。また、吸汁性害虫を、病害処理を行った植物に処理した際の応答も検討したので、それらの結果を報告する。

テーマ 講演者 連絡先
ミミズの団粒形成機能の推定に向けて 金田 哲 岡田
電話 838-8307
要旨

ミミズは、土壌の透水性や通気性を高める団粒や坑道を作ることで植物に好適な環境を提供する。また、団粒内の有機物は団粒外の有機物よりも分解が遅れることが指摘されており、ミミズは団粒を形成することで土壌に炭素を蓄積させる可能性がある。このようにミミズによる団粒形成は、環境保全型農業を推進する上で重要な機能の1つと言える。これまでの研究でミミズが団粒を形成 すること、団粒の1つである糞団粒の形成速度が土壌温度や水分により変化することが示されてきた。しかし、未だ研究が遅れており、環境要因(土壌温度や水分等)と団粒形成量の関係を定量的に評価出来るまでには至っていない。これらの関係を定量的に評価出来れば、野外でのミミズの団粒形成機能を推定出来るようになる。さらに環境や農法の変化がもたらすミミズの団粒形成機能の変化を推定出来るようになり、ミミズの機能を活かした環境保全型農法の開発に資する。

現在私は、土壌温度および水分とミミズの団粒形成量の関係を室内実験により調べている。本セミ ナーでは、これまでの結果と今後の方向性に関して発表する。

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(25年度)第1回統計GISセミナー

日時: 平成25年5月30日(木曜日)
13:30~15:30
場所: 5階中会議室

テーマ 講演者 連絡先
「実験計画法」レベル: 初級 三輪哲久氏
(農環研専門員)
大東健太郎
kennchin@affrc.go.jp
要旨

「実験計画法」は,文字どおり実験を実施する前の「計画」のための統計手法です。現在は,コンピュータの能力が高まるとともに,各種の統計解析パッケージプログラムが利用できるので,どのような実験データでも解析できると思われているかもしれません。しかし,「実験計画」が間違っていたり,不十分である場合は,高度な統計パッケージを使っても,解析不能ということはよくあることです。実際,80年前に書かれた著書で,フィッシャーが
"If the design of an experiment is faulty, any method of interpretation which makes it out to be decisive must be faulty too."
(実験の計画が間違っているのに,決定的な解釈を導くような方法があるとすれば,その解釈法もまた間違ったものに違いない。)
と指摘したことは,現在でも真実です。今回は,実験を行なう前の実験計画法についてお話します。4年前に行なった講義と重複する部分もあります。

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305-8604 茨城県つくば市観音台 3-1-3

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