農業環境技術研究所 最終更新日: 2009年 1月 14日 農環研NIAESロゴ
 1月のセミナー予定
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セミナー開催記録

物質循環研究領域セミナー
平成20年度(第5回)
[兼 第10回炭素・窒素勉強会-Carbon meets Nitrogen-]
日 時 :平成21年1月9日(金) 15:00~16:30
場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
生物多様性が駆動する物質循環-土壌生物の研究から- 金子 信博
(横浜国立大学大学院環境情報研究院)
岸本(莫)
838-8225


838-8225
内   容
 陸域の重要な物質循環プロセスは土壌で行われているが、どのような生物が関与してプロセスが進行しているかは、あまり知られていない。生物がどのようにプロセスに関与しているかがわかると、様々な環境変動のもとでの物質循環や生態系の挙動を予測精度を上げることができるだろう。また、森林や有機農業のように、施肥を少なくしても生産が持続する現象の説明も可能になるだろう。これまでに演者が主に森林での野外観測、操作実験、培養実験で得たデータをもとに、微生物だけでなく、土壌動物の多様性が有機物分解、とくに窒素循環にどのように関わっているかを説明する。


農業環境インベントリーセンターセミナー
(平成20年度 第7回)
日 時 : 平成21年1月13日(火) 13:30~15:00
場 所 : 5F中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
地球温暖化関係の国際的枠組みへの
農業環境インベントリーセンターの対応

Research Activities of the NRIC Corresponding to International Framework on Globai Warming
谷山 一郎
(農環研)

Ichiro TANIYAMA

(NIAES)
白戸
838-8235

吉武
838-8348
内   容
 京都議定書に続く、2013年以降の温暖化防止の次期枠組みづくりに向けた国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)における交渉や合意のために、農業環境インベントリーセンターとしてどのような対応を行い、研究課題として何が求められているか、また、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書(AR5)を始めとする報告書への対応について、報告する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
土壌層位や土壌母材が強熱減量を用いた
土壌有機炭素含有率推定の精度に与える影響

Evaluation of the use of soil depth and parent material data when predicting soil organic carbon concentration from LOI values
レオン 愛
(農環研)

Ai LEON
(NIAES)

白戸
838-8235

吉武
838-8348
内   容
 地球温暖化を理解する上で、土壌中に含まれる炭素量を把握することは、重要課題である。しかし、土壌有機炭素含有率のデータが不足しているため、土壌中に蓄積された炭素量の推定が困難である。土壌の有機炭素含有率を強熱減量(loss-on-ignition)から推定する際に、土壌層位や土壌母材を考慮することで推定の精度がどれだけ改善されるか、評価用データを用いて調べた結果を紹介したい。


物質循環研究領域セミナー
平成20年度(第6回)
日 時 :平成21年1月21日(水) 15:00~16:30
場 所 : 453会議室

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
Outline of nitrogen budgets in mainland China TI, Chaopu
(南京農業大学資源環境学院)
岸本(莫)
838-8225


838-8225
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
Atmospheric nitrogen deposition to agroecosystems in China YANG,Rong and YAN, Xiaoyuan
(中国科学院南京土壌研究所)
岸本(莫)
838-8225


838-8225
内   容
  研究交流の一環で農環研に短期滞在中のTiさんとYangさんにそれぞれの研究をご紹介いただきます。中国における関連研究の最新情報が伺える良い機会ですので、ご関心のある方はご自由にご参加ください。

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