農業環境技術研究所

最終更新日: 2014年3月31日

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4月の公開セミナー

農業環境技術研究所
セミナー開催記録

4月17日(木曜日) インベントリー特別セミナー

インベントリー特別セミナー

日時: 平成26年4月17日(木曜日)
14:30~15:45 プレゼンテーション
場所: 453会議室
土壌モノリスツアー:16:00~17:00


テーマ 講演者 連絡先
土壌保全のルネッサンス
 -国際土壌年2015に向けて-
Ronald Vargas氏
(FAO-GSP事務局) Vince Neall氏
(ニュージーランド Massey大学名誉教授)
白戸・稲生
電話 838-8235

大倉
電話 838-8272
要旨

2013年12月に開催された第68回国連総会において、毎年12月5日を世界土壌デー(World Soil Day)、2015年を国際土壌年(International Year of Soils)として世界中で土壌への社会的関心を高めてゆくことが決議されました。この決議では、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された環境と開発に関する国連会合(地球サミット)、2002年に南アフリカで開催された持続可能な開発に関する世界サミットでの宣言を受けて、土壌を含む土地の良好な管理が、経済成長、生物多様性、持続可能な農業と食糧安全保障、貧困撲滅、女性の地位向上に重要であり、気候変動への取り組みや水の確保、砂漠化や土地の劣化、干ばつへの対処に大きな影響を与えることを認めています。また、国連食糧農業機関(FAO)が主導する地球土壌パートナーシップ(GSP)に世界土壌デーと国際土壌年関連の活動を促進するよう求めています。

GSPの地域構成体の一つにアジア土壌パートナーシップ(ASP)があり、日本はそのメンバーとして活動に参加しています。

本セミナーでは、FAO-GSP事務局のRonald Vargas氏を迎え、世界土壌デーや国際土壌年2015の創設に至る国際的な背景や、2015年に向けた活動計画をご紹介いただくとともに、我が国への活動参加への期待についてお話しいただきます。さらに、ニュージーランドMassey大学名誉教授のVince Neall氏に、ニュージーランドの土壌保全制度をご紹介いただき、今後の我が国における土壌保全研究の方向性について議論します。

なお、両氏のプレゼンテーションに引き続き、インベントリー展示館の土壌モノリスコレクション見学を予定していますので、両氏とともに皆さんの参加をお待ちしております。

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