農業環境技術研究所で行う遺伝子組換えナタネの第1種使用(圃場試験)について
独立行政法人 農業環境技術研究所
2004年9月1日
農業環境技術研究所では、除草剤耐性の遺伝子組換えナタネを長期栽培した場合の生物相への影響を調べます。除草剤耐性作物は、特定の除草剤に耐性を持つ遺伝子を組み込むことにより、除草剤をまいても枯れないようにした作物です。
目的: 一般栽培が承認されている遺伝子組換え農作物について、環境に対する安全性評価の結果に対する消費者等の理解、安心を確保することを目的として、長期栽培による生物相への影響をモニタリング(継続調査)する。
栽培概要: 除草剤グリホサートに耐性を有する組換えナタネと非組換えナタネとを隣接した実験圃場で長期栽培し、そこに生育・生息する植物、土壌微生物等を調査し、組換えナタネと非組換えナタネの栽培による生物相への影響を比較検討する。併せて、平成15年に採取した非組換えナタネについて組換えナタネ栽培区からの距離と交雑率との関係を調査・解析する。
一般説明会の開催:
日時: 平成16年9月17日(金) 13:30〜15:00
場所: 独立行政法人 農業環境技術研究所 2階大会議室
    (研究所へのアクセス) [PDF]
本栽培試験に関する連絡先:
独立行政法人 農業環境技術研究所 企画調整部研究交流科
電話番号    029-838-8184
メールアドレス coord@niaes.affrc.go.jp
栽培実験の詳細については栽培実験計画書 [PDF] をご覧ください。
「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」 [PDF] に基づいた情報提供です。
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